特別シンポジウム
「新しいVOC(揮発性有機物)排出抑制制度と今後」

主 催  エコケミストリー研究会
共 催

(社)大気環境学会、(社)日本化学会、(社)環境科学会、日本リスク研究学会、日本環境化学会、環境法政策学会、環境経済・政策学会、廃棄物学会、(社)日本環境測定分析協会、(社)日本化学工業協会、(社)日本自動車工業会、(社)日本印刷産業連合会、(社)日本塗料工業会、(社)日本鉄鋼連盟、石油連盟、(社)日本電機工業会

協 力 (有)環境資源システム総合研究所

開催趣旨

VOCは溶剤や洗浄剤等として大量に使用され、大気中に排出され、それ自身の毒性とともに光化学オキシダントや浮遊粒子状物質の原因にもなり、健康影響が懸念されています。諸外国では固定発生源からのVOC規制が実施されていますが、我が国では、規制を主とした諸外国とは異なり、事業者の自主的取組の促進と規制とを組み合わせる新しい方法で固定発生源からのVOCの排出抑制を図る制度が導入されることとなりました。そこで、新しいVOC排出抑制制度の概要や特徴、VOCの測定方法や排出抑制技術などについての最新情報を提供するとともに、今後のあり方について意見交換を行う場を企画しました。

1.開催月日   平成16年 5月26日(水)

2.開催場所   (財)日本教育会館 第二会議室
              (地下鉄都営新宿線・営団半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分)

3.プログラム

 9:50〜10:00 開会挨拶
 

総合司会 エコケミストリー研究会 主席研究員/横浜国立大学大学院 客員助教授 加藤 みか氏

   
10:00〜10:45 新しいVOC排出抑制制度と今後

環境省大気環境課 課長 関 荘一郎氏

10:45〜11:30 VOCの排出源および排出抑制技術の特徴

東京都環境科学研究所 参事研究員 岩崎 好陽氏

11:30〜12:15 排ガス中VOC測定機器の種類・特徴と今後

(株)島津製作所秦野工場応用技術部 部長 日 根 隆氏

12:15〜13:15 昼休み
 
13:15〜13:45 化学工業におけるVOC排出抑制技術の開発/実施例と今後

(社)日本化学工業協会 石崎 直温氏

13:45〜14:15 自動車工業におけるVOC排出抑制技術の開発/実施例と今後

(社)日本自動車工業会 田保 栄三氏

14:15〜14:45 印刷業におけるVOC排出抑制技術の開発/実施例と今後

(社)日本印刷産業連合会 千本 雅士氏

14:45〜15:15 塗料における低VOC製品の開発/実用例と今後

(社)日本塗料工業会 若林 英樹氏

15:15〜15:30 休憩
15:30〜16:50 パネルディスカッション
  「効率的なVOC排出抑制をどう進めるか」

司会:横浜国立大学大学院 教授 浦野 紘平氏、パネリスト:上記講演者

4.定員     先着120名(定員になり次第締切)

5.参加費(テキスト代含む)

研究会賛助会員 6,000円
研究会一般会員 12,000円
共催・協賛団体会員 15,000円
非会員 20,000円
(学生・NGO) 3,000円