日本 POPs(残留性有機汚染物質)ネットワーク
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日本POPsネットワーク > POPs関連ニュース > 2008年5月~8月
 
 
2008年(平成20年)
8月30日(土)
ダイオキシンの蓄積量調査終了 能勢・健康調査は継続 /大阪府 (朝日新聞)
 能勢ダイオキシン問題で、環境省は98年から続けていた人への暴露量調査を終了することを決めた。07年度の結果でほぼ健康に影響のないレベルで推移していたことが理由。
PCB搬入「ノー」 京丹波の予定地近く、住民らが反対集会 (京都新聞)
 神戸市内の市誘致に不動産会社会社が保管しているPCB廃棄物を、京都市京丹波町の同社所有地に搬入する計画に対し、同町議会は、新たに条例を設置し、拒否した。

8月29日(金)
神戸からPCB搬入計画 京丹波町、条例で拒否
(京都新聞)
阻止求め府に要望書 PCB搬入計画で京丹波町
(京都新聞)
昨年9月以降のPCB廃棄物処理*初歩的ミス26件*室蘭 (北海道新聞)
 北海道事業の本格稼働後初の円卓会議が8/28開催された。
 JESCO北海道事業
     北海道PCB廃棄物処理事業監視円卓会議

8月28日(木)
有害化学物質ポリ塩化ビフェニール(PCB)含有機器の無害化処理県が届け出呼び掛 (熊本日日新聞)
 09年6月から熊本県内のPCB廃棄物の処理がJESOC北九州事業所で始まるこ とから、県内の事業者向けの説明会を開催いた。
PCB処理*稼働率60-70%に*来年度*広域協議会に報告
(北海道新聞)
京丹波町にPCB汚染の産廃持ち込まないで

(京都民報)
8月27日(水)
POPs汚染土の修復で研究会開催/農環研が来月17日 (環境新聞)
 農業環境技術研究所は9/17、「農薬由来のPOPsによる土壌汚染の環境修復に関する最近の動向」と題した研究会を開催する。
 第8回有機化学物質研究会
    「農薬由来のPOPsによる土壌汚染の環境修復に関する最近の動向」

8月21日(木)
大田の汚染土壌除去訴訟:三菱ガス化学、2審でも敗訴 /東京 (毎日新聞)
 三菱ガス化学が吸収合併した会社が所有していた工場跡地で見つかったPCB汚染土壌の対策費用について、公害防止事業者負担法に基づき約11.6億円の負担が決定した裁判の控訴審判決が出され、控訴が棄却された。

8月21日(木)
PCB特措法違反で初摘発 廃棄物引き渡し容疑で (毎日新聞)
 富山県警は21日、富山県小矢部市の電気工事会社によるPCB不法投棄事件で、廃棄物を電気工事会社に引き渡したとして、PCB廃棄物処理法違反の疑いで 解体工事会社と同社元役員を書類送検した。同法違反での立件は初。

8月20日(水)
汚染土から分離のPCB廃棄物として処理を/環境省 (環境新聞)
 環境省は31日、「PCB汚染土壌浄化施設の構造及び維持管理の指針」のパブコメの結果を公表するとともに策定された指針を発表。
 環境省プレスリリース
    PCB汚染土壌浄化施設の構造及び維持管理の指針

チリ産豚肉から再びダイオキシン検出[農水] (NNA)
 韓国農林水産食品部は、チリから7月に輸入した冷凍豚肉から6.2-8.3pgTEQ/gのダイオキシン類が検出されたと発表。
カネミ油症検診の受診者108人、大幅増 五島皮切りに全国で順次実施 (長崎新聞)
 今年の定期検診が19日から始まった。
 「検診がどう検診に生かされているのかを知りたい」という声が印象的でした。
 全国油症治療研究班・追跡調査班

宮若市の処理場跡地 不法投棄の産廃除去へ 環境審承認 県が年度内に着手 (西日本新聞)
 福岡県宮若市の産業廃棄物中間処理場跡地に産廃が不法投棄されていた 問題で、県環境審議会は対策に関する計画案を18日承認した。3ヵ年計画で事業費は約12億円。
 平成20年度第1回福岡県環境審議会

8月19日(火)
阿賀野市でダイオキシン検出 (新潟日報)
 新潟県阿賀野市の阿野川の河川水で1.6pg-TEQ/Lのダイオキシン類が検出された。
 新潟県プレスリリース(8/19)

藤沢、平塚の埋設農薬を最終処理へ/県が方針 (神奈川新聞)
 神奈川県は18日、藤沢市と平塚市の2箇所に埋設されている計73tの埋設農薬の処理を開始すると発表。
 神奈川県プレスリリース(8/18)

8月15日(金)
空きドラム缶を譲渡/五島PCB含有廃油 放置業者が違反行為 (長崎新聞)
 長崎県五島市に放置されていたドラム缶の廃油からPCBが検出された問題で、所有者が県の指示に違反し、廃油を抜いたからドラム缶を廃棄物処理業者に譲渡していたと発表。

8月14日(木)
変圧器からPCB漏れる (共同通信)
 東北電力、秋田県大仙市、11Lが漏洩、1ppmのPCB含有。

8月13日(水)
ダイオキシン:いなべの一般廃棄物最終処分場から、基準値の1.2倍/三重 (毎日新聞)
 三重県いなべ市の一般廃棄物最終処分場の観測井から基準値の1.2倍のダイオキシン類が検出された。

8月12日(火)
PCB盛り立て地で高砂市 「最善策は撤去」表明 (神戸新聞)
 高砂市会の全員協議会が11日開かれ、盛り立て地の撤去が最善策-などとする考えを示した。

8月6日(水)
東芝、テルム、鴻池組が共同出資/新会社が1日操業開始 (環境新聞)
 東芝とテルム、鴻池組は共同でPCB汚染土壌浄化事業を行う拠点型で国内初の専門会社「ジオスチーム」(北九州市)を設立、1日から操業開始した。
 土壌浄化センター(テルム内ウェブサイト)
    東芝プレスリリース(7/31)

8月5日(火)
松本の給食センター用地 新たにPCB検出 (信濃毎日新聞)
 長野県松本市の学校給食センター建設予定地の土壌からあらたにPCBも検出された。

8月4日(月)
農水省、埋設農薬の管理状況調査、すべてが適切に管理 (化学工業日報)
 農水省は7/29、埋設農薬について、08年4月に都道府県に依頼し、管理状況等に係る調査を行った結果、適切に管理されていることが判明したと発表。
 農水省プレスリリース(7/29)
     埋設農薬の管理状況等に係る調査の結果について

8月2日(土)
PCB施設で作動油漏れ*通報体制に疑問の声も (北海道新聞)
 7/31に発生した機械油の作動油漏れ、PCBを含まないため定期報告でよいと判断したが、地元の仲町では軽重を問わずすぐに知らせて欲しいという意見が出された。

8月1日(金)
環境省 PCB汚染土壌浄化施設の構造及び維持管理の指針を策定 意見募集結果を受けて
(EICネット)
東芝グループ、PCB汚染土壌浄化事業で鴻池組と合弁会社設立

(化学工業日報)

7月31日(木)
東芝など3社、PCB汚染土壌の浄化専門会社を設立
(日経新聞)
東芝,テルムと鴻池組と共同で拠点型PCB汚染土壌浄化事業の専門会社を設立 (日経ものづくり)
 東芝、テルム、鴻池組は、北九州市においてPCB汚染土壌の浄化事業を行うと発表。拠点型では国内初。最終的な処理能力は0.3~2t/h。効果などを検証した上で、09年度から年間1万トンの処理を目標とする。処理価格は35~40万円/t程度。
 東芝プレスリリース(7/31)
  PCB汚染土壌浄化事業における新会社の操業開始について


有機汚染物質削減へ、実施計画を策定 (NNA)
 インドネシア環境担当国務大臣は20日、POPsの削減・廃止に向けた国家実施計画(NIP)を発表した。

7月29日(火)
県「焼却 環境影響なし」 全農県本部 埋設農薬 11月から本格処理 (愛媛新聞)
 JA全農愛知県本部などが松山市にある本部所有地に埋設処理した農薬の一部を使用し、新居浜市の県廃棄物処理センターで焼却処理を行った。
試験は5/30に実施し、BHCを、4秒以上滞留させる条件で72kg/hずつ投入し、5時間かけて1100℃以上の高温で処理。排ガスや飛灰、周辺環境等への影響もないことを確認。


7月23日(水)
高砂西港のPCB固化汚泥問題:市が対策説明会 来月23、30日に /兵庫 (毎日新聞)
 第2回高砂西港再整備推進協議会
7月22日(火)
JR貨物 PCB廃棄物輸送を北海道でスタート (物流ウィークリー)
 福島県郡山市のJR東日本仙台支社で保管れていた廃コンデンサ14台がJESCO北海道に搬出。福島県内初。海越えによる搬出はJESCO初。JR貨物で搬出。
 JESCO北海道事業

7月17日(木)
チリ産豚肉からダイオキシン、日本の対応に「過剰」の声も (Web-Tab)
 韓国向けのチリ産豚肉からダイオキシン類が検出された問題で、日本国内での流通ができなくなっていることから、「過剰」という声も。

7月16日(水)
土壌対策費/約6億円支払い命令/東京地裁 王子製紙に判決 (環境新聞)
 王子製紙から購入した土地の土壌汚染対策費用について、セイコーエプソンがその費用約6.4億円の支払いを求めていた訴訟の判決。東京地裁は、対策費用約5.9億円の支払いを王子製紙に命じた。
 エプソンプレスリリース(7/8)
  王子製紙(株)への損害賠償請求訴訟の判決についてのお知らせ
  当社敷地内に埋設されていた廃棄物の処分にかかる王子製紙(株)への損害賠償請求訴訟について (06/4/26)

小矢部のPCB不法投棄 会社員らを起訴=富山 (読売新聞)
 富山県小矢部市の山中にPCB廃棄物が不法投棄された問題で、会社員と、法人としての電気工事会社を起訴した。
ダイオキシン類検出 排気装置破損が原因 北九州エコタウン (西日本新聞)
 北九州市は、北九州エコタウンの汚染土壌浄化実験施設周辺の環境からダイオキシン類が検出された問題で、同施設の排気装置破損が原因と発表した。

7月15日(火)
[特集]中部電力「変圧器リサイクルセンター」が運用を開始 (電気新聞)
 電気新聞による中部電力のPCB処理施設の概要紹介です。
 中部電力特設ページ 「PCB無害化処理・リサイクル化への取り組みについて」
     処理状況なども分かります。

7月14日(月)
中環審、化管法対象物質見直しを答申 (化学工業日報)
 218物質を追加、現行対象のうち85物質を除外。同法対象物質は、425物質から563物質へ。
 PRTRインフォメーション広場

7月10日(木)
ダイオキシン類調査技術でNEDOと協力 (日経新聞)
 タイ工業省産業振興局が今年度から2年間、NEDOから1.6億の助成を受け、
 タイ側が単独で実施できる調査・分析技術や手法を確立する。

7月8日(火)
ダイオキシン問題は解決したのか<3> (日経エコロミー)
 田中勝鳥取環境大学教授によるコラム
  「ダイオキシン問題は解決したのか」

王子製紙が汚染土地取引 5億9000万円賠償命令
(産経ニュース)
王子製紙に賠償命令=土壌汚染で5億9000万円-東京地裁
(時事通信)
PCB廃棄物 道外分を初搬入 室蘭
(北海道新聞)
PCB廃棄物*道外分を初搬入*福島から*コンデンサー14台

(北海道新聞)
7月8日(火)
「人の健康と生活のための廃棄物管理に関するバリ宣言」を採択 (EICネット)
 環境省報道発表資料

7月5日(土)
郡山で県内初のPCB廃棄物搬出

(KFB福島放送)
7月4日(金)
高砂西港再整備協:PCB恒久対策、住民説明会へ /兵庫

(毎日新聞)
7月1日(火)
恒久対策決定へ 高砂西港PCB問題

(神戸新聞)

6月27日(金)
高砂西港のPCB問題 県対策、市民に説明へ 市会全員協議会 (神戸新聞)
 高砂市の市会全員協議会が開かれ、高砂市西港のPCB問題について説明会が開催された。12月をめどに対策案を策定することを説明。

6月26日(木)
岩手・宮城内陸地震/地震で変圧器破損、PCB含む油漏れ 大崎・周辺汚染なし (河北新報)
 東北電力は25日、岩手・宮城内陸地震で柱上トランスが破損し、PCBを含む絶縁油が漏えいしたと発表。すでに回収済み。漏洩は約1L、13-17ppm。
低濃度PCBの安全分解を実証/環境省 (電気新聞)
 本年3月に愛媛県廃棄物処理センター東予事業所で実施された低濃度PCB含有コンデンサの焼却実験は、確実かつ周辺環境に影響を及ぼすことなく安全に無害化できることが確認された。
 環境省プレスリリース

PCB廃棄物、2014年度までに処理 県が計画案 (佐賀新聞)
 「佐賀県ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理計画」案がまとまった。6月末よりパブコメが開始される。
 佐賀県プレスリリース(9/1)
      →処理計画概要、全文、パブコメ結果

環境省、微量PCB混入機器判定、簡易・迅速手法確立めど (化学工業日報)
 25日に開かれた産廃振興財団検討会で審議。提案のあった31手法について、5件ほどの簡易定量法、残りも迅速判定法として適用できる見込みとのこと。
 今後第三者機関での評価やマニュアルの整備等を行っていくそうです。


6月26日(木)
カネミ油症、全認定患者1394人対象に健康調査へ (読売新聞)
 厚生労働省は25日、カネミ油症の認定患者約1,400人を対象に、6月から健康実態調査を始めると発表。
 厚生省プレスリリース 油症患者に係る健康実態調査の実施について(6/25)

6月25日(水)
半田のPCB処理施設:汚染機器の撤去作業完了を報告/愛知 (毎日新聞)
 日本車両のPCB処理施設で、汚染された機器類などの撤去が完了された。24日に開催された半田市PCB処理監視委員会で報告。同委員会は今回で廃止。撤去されたPCB廃棄物は、福島県いわき市に保管されている。
低濃度PCBを含む絶縁油の第4回焼却実証試験結果を公表
(EICネット)
カネミ油症で健康調査へ 31都府県の1400人

(共同通信
6月24日(火)
室蘭SD製造所が本稼動、PCB処理施設に薬剤供給 (室蘭民報)
 北海道PCB廃棄物処理施設に金属ナトリウム分散体(SD)を供給する「室蘭SD製造所が6月中旬から本格稼働。年間1,700tの生産を予定。
不法投棄容疑3人逮捕、PCB含む部品埋めた疑い (読売新聞)
 富山県小矢部市の会社員3人が、PCB廃棄物を資材置き場に不法投棄したとして逮捕されました。建物の解体工事の際にコンデンサなど5台を県に届けず資材置き場に放置、さらに土の中に埋めようとしていたところを通報され発覚したそうです。

6月23日(月)
愛媛大学、地球汚染の解明に弾み-海洋生体への環境ホルモン蓄積把握 (日刊工業新聞)
 愛媛大学・沿岸環境科学研究センターの田辺教授らの研究グループの成果紹介。東南アジアなどの沿岸海域でダイオキシン類など汚染が拡大しているという報告。
 愛媛大学沿岸環境科学研究センター(CMES)

PCB含む機器不法投棄で逮捕 (北日本放送)
廃棄テレビから有害物質 ちりに臭素化ダイオキシン (中国新聞
 愛媛大学の森田教授らの分析で、国内で廃棄されたブラウン管テレビ内のちりなどから臭素系ダイオキシン類が検出されたと発表。最高濃度は3万4000pg/g。

6月21日(土)
PCB廃棄物*道外分 当面は鉄道輸送*来月 東北3県皮切りに (北海道新聞)
 7月に宮城、山形、福島の東北3件分のPCB廃棄物をJR貨物による鉄道輸送にて搬入予定。海を越えての移動はJESCO事業では初。処理施設の稼働率が3割程度であるため、今回受け入れるのは、コンデンサが15-20台入る容器で1県につき数基程度とのこと。

6月18日(水)
カネミ油症:患者団体への援助、五島市長に謝意/長崎 (毎日新聞)
 長崎県五島市の患者団体は市の援助に感謝を示した。事業費の補助などを行っているそうです。
松江・馬潟工業団地ダイオキシン汚染:「広がりわずか」 対策委が判断/島根 (毎日新聞)
馬潟工業団地 ダイオキシン監視強化 大橋川出口、年4回に (読売新聞)
 島根県の対策委員会は17日、今後は新たな応急対策は行わず、恒久対策実施までの間、年4回のモニタリングを行うことを決定。今後は、原因究明を目的として、団地内の土壌や水路などの調査を行うそうです。
 島根県、馬潟(まかた)工業団地周辺ダイオキシン対策

6月17日(火)
室蘭・PCB処理情報センターの見学好調、1500人突破 (室蘭民報)
 北海道PCB廃棄物処理施設に隣接するPCB処理情報センターの見学者が、 12日までに1,500人を突破。
 JESCO北海道事業施設見学

ダイオキシン類:海南市の1カ所で環境基準上回る--県の07年度調査/和歌山 (毎日新聞)
 和歌山県の調査で、海南市の1箇所の水質で環境基準を上回ったと発表。

6月14日(土)
ダイオキシンやPCB汚染 アジア沿岸で拡大 先進国廃棄物影響か 愛媛大など調査

(信濃毎日新聞
6月11日(水)
北海道PCB廃棄物処理施設が本格稼働/JESCO/5カ所で全国の「高濃度」処理体制が確立/低圧トランス施設も計画
(環境新聞)
低濃度(微量)PCB汚染物処理の行方/産業廃棄物処理事業振興財団技術部/安全で確実な処理システムの確立へ (環境新聞)
 北海道事業が本格稼働するに伴う特集記事です。今後の課題は低濃度PCBの処理ということで、本件の経緯や委員会の審議状況などに紙面を割いています。

6月11日(水)
中部電力のPCB処理施設が竣工 (電気新聞)
 中部電力は10日、「変圧器リサイクルセンター」の竣工式を開催した。
 中部電力PCB無害化処理・リサイクル化への取り組みについて

6月7日(土)
室蘭PCB処理施設で開業式、安全な処理に努める (室蘭民報)
 北海道PCB廃棄物処理施設の開業式が6日、開かれた。これで全国5箇所の処理事業が整ったことになる。

6月4日(水)
北海道PCB廃棄物処理施設 20年6月6日に処理開始へ

(EICネット)
6月3日(火)
クミアイ化学の農薬廃棄:有害物質基準値超え 対応策を提案-静岡市へ報告/静岡 (毎日新聞)
クミアイ化学、特定有害物質を検出-静岡・清水区で土壌調査 汚染除去の方針 (静岡新聞)

 クミアイ化学が40年以上前に廃棄農薬等を土壌に埋めていた問題で、土壌調査の結果、ヒ素やシマジン、チオベンカルブが基準値を上回って検出されたと報告。土壌の掘削除去などの対応策を提案。これまでに市の調査で市内湧水からアルドリンなどが検出されている。
 クミアイ化学
 

5月31日(土)
四日市の絶縁油流出でPCB検出=三重 (読売新聞)

 三重県は27日、四日市市の金属メッキ業・三井理化工業が保管中の廃トランスから、工場に隣接する水路などに絶縁油が流出したと発表。その後の調査で、絶縁油中のPCBは基準値以下であることが分かりました。
 三重県報道発表 
  ・(5/28)
  ・(5/29)
  ・(5/31)
 

5月30日(金)
カネミ油症未認定患者のへその緒から高濃度PCB…認定指標になる可能性 (読売新聞)
胎児もカネミ油症被害 九大院准教授、へその緒汚染確認 【西部】 (朝日新聞)

 九州大学・長山教授は29日、カネミ油症認定患者の子供のへのへその緒から、PCDFとCo-PCBが高濃度で検出されたと発表。
 

5月29日(木)
化審法データベース(J-CHECK)を公開 ──環境省・厚労省、経産省の3省共同で (EICネット)

 環境省、厚労省、経産省は、化学物質の安全性に関する情報発信の基盤強化・充実をめざして、「化審法データベース(J-CHECK)」を開設しました。
 
  ・環境省プレスリリース(5/27)
  ・化審法データベース
 

日本環境安全事業、PCB処理の北海道事業所が操業 (化学工業日報)

 北海道PCB廃棄物処理施設が21日、本格的に稼働し、操業を開始した。2014年までに道内と東北など15県のPCB廃棄物約4,000トンを処理する。
 同処理施設は、平成16年12月に開業した北九州施設、平成17年9月に開業した豊田施設、同年11月に開業した東京施設、平成18年10月に開業した大阪施設に次いで全国で5番目の開業。6/6に開業式が開催される。
 また、操業に合わせて、地元各紙で特集記事が出ています。
 JESCOプレスリリース(5/30)
 ・JESCO北海道事業
 ・北海道PCB廃棄物の処理
 ・室蘭市 産業振興課環境産業担当
  

ゴミ対策が地球を救う~コンデンサー、変圧器からPCBを一掃せよ (日経エコロミー)

 田中勝先生のコラム
 

四日市の絶縁油流出:海蔵川で採取の水、PCB検出されず/三重

(毎日新聞)
5月28日(水)
絶縁油流出:変圧器から水路に流出--四日市/三重 (毎日新聞)
汚染除去など要求 民間処分場有害物質問題 (琉球新報)

 沖縄県読谷村の民間の安定型産業廃棄物最終処分場の土壌と水から、周辺住民による調査によりクロルデンが高濃度で検出された問題で、読谷村は、県に対して、詳細な調査を要請。
 

5月27日(火)
<環境産業都市へ PCB処理スタート>4*信頼関係*安全支える情報公開

(北海道新聞)

5月24日(土)
<環境産業都市へ PCB処理スタート>3*負の遺産*市民の理解不可欠 (北海道新聞)
<ニュース虫めがね>PCB 室蘭でなぜ今、処理?*処理法確立、国が事業委託 (北海道新聞)
カネミ新認定患者が初提訴 カネミ倉庫に2億8600万円賠償求め (長崎新聞)

 カネミ油症の原因企業に対して、新たに認定された患者らが、新たに損害賠償を求めて提訴。
 

5月23日(金)
<環境産業都市へ PCB処理スタート>2*地域密着*経済効果 いつまで (北海道新聞)
在日米軍:相模総合補給廠のPCB含有廃棄物、今月中にも米国本土に搬出へ/神奈川 (毎日新聞)

 5月中にも横浜港から米国本土に搬出されると外務省から県などに情報提供された。今回搬出されるのは、PCB含有廃棄物約100t。前号までに紹介したとおり、日本製の重電機器等のPCB含有廃棄物。
 

5月22日(木)
PCB施設稼働*「大きな一歩」期待感*市長表明*週明け処理本格化 (北海道新聞)
<環境産業都市へ PCB処理スタート>1*安全・安心*2度の延期 不安消えず (北海道新聞)
三条市新堀地内の絶縁油漏れで地下水からPCB検出せず (ケンオー・ドットコム)

 新潟県三条市内の事業所の高圧コンデンサからPCB含有絶縁油が漏えい。
 撤去して再保管を行った。
 新潟県報道発表
  ・(5/13)
  ・(5/21)
 

5月21日(水)
室蘭・PCB処理施本格稼働、廃棄物第1便受け入れ (室蘭民報)
PCB処理施設が稼働 室蘭 (北海道新聞)
中部電力がリサイクル施設を運用開始 PCBの処理体制整う (電気新聞)

 中部電力は21日、05年4月より建設していた変圧器リサイクルセンターの運用を開始したと発表。施設概要は下記リンク参照。
 中部電力プレスリリース(5/20)
 

有害物質の調査を要請 読谷、処分場からクロルデン (琉球新報)
土壌、水から有害物質 読谷・民間処分場

(琉球新報)
5月20日(火)
室蘭・PCB処理施設の本稼働、雨で延期 (室蘭民報)

 JESCOは19日、20日に予定していた本格稼働を雨で延期すると発表。
 

5月19日(月)
償いの行方 カネミ油症事件発生から40年・2/加害企業/責任なすり合い訴訟混迷/国も和解に背を向け (長崎新聞)
底質ダイオキシン類対策の統一化に向け、「河川マニュアル」と「港湾指針」が改訂 (EICネット)

 「河川」と「港湾」の対策の基本的な考え方を統一する等のため、各マニュアルが改訂された。
 
  ・国交省報道発表(5/16)
  ・「河川マニュアル
  ・「港湾指針
 

5月18日(日)
ベトナム戦争時、枯れ葉剤を豪国内で試験散布…現地報道 (読売新聞)
償いの行方 カネミ油症事件発生から40年・1/売った苦悩/「毒入り知っていれば」/自らも被害、口に出せず (長崎新聞)
美化センター跡地利用の基本構想まとまる 大阪・能勢のダイオキシン問題 (産経新聞)

 大阪府豊能郡環境施設組合は17日、跡地利用基本構想を発表。
 

5月16日(金)
ニュースフラッシュ:室蘭・PCB処理施設に操業許可/北海道 (毎日新聞)

 北海道は15日、JESCOに対して特別管理産業廃棄物処分業の許可証を交付した。
 JESCO発表(5/15)
 

5月15日(木)
ゴミ対策が地球を救う~PCB廃棄物一掃作戦 (日経エコロミー)
PCB汚染土壌浄化施設の構造及び維持管理の指針の案に対する意見募集について (環境省)

 土壌汚染対策法に基づく指定区域から搬出されるPCB汚染土壌の浄化を行う施設に関し、都道府県知事が認めるにあたっての留意事項を定めたPCB汚染土壌浄化施設の構造及び維持管理の指針の案を作成、6/18までパブコメが実施された。
 PCB汚染土壌浄化施設の構造及び維持管理の指針(案)
 

PCB含有廃棄物搬出か/相模原・相模補給廠 (神奈川新聞)
北陸電力が変圧器リサイクルセンター竣工式 環境先進企業の礎に (電気新聞)

 北陸電力は14日、「変圧器リサイクルセンター」(富山火力発電所構内、富山市)の竣工式を行うとともに、作業工程を報道陣に公開した。
 同センターは、03年5月から稼働していた「絶縁油処理施設」と先月末に運転を開始した「容器処理施設」で構成。施設概要は下記リンク参照。
 北陸電力/PCB処理の推進
 

5月14日(水)
三条市新堀で絶縁油が漏れる (ケンオー・ドットコム)
静岡市内のわき水から農薬検出 (産経新聞)
クミアイ化学の農薬廃棄:わき水に汚染物質 静岡市が水質調査/静岡 (毎日新聞)
有害物質埋設問題で水質調査、湧水から農薬検出-静岡市が正式公表クミアイ化学旧主力工場近く (静岡新聞)

 先月号の続報。
 静岡市は13日、周辺の河川水やわき水からアルドリンなど2物質が検出されたと発表。
 クミアイ化学の情報がほとんど伝わってきませんでしたが、7/7の報道によれば、除去工事を行うことになったようです。
 

5月12日(月)
白ナンバーでPCB廃棄物運搬 国交省と環境省で綱引き? (産経新聞)

 廃棄物処理法により自治体から許可を受けて大阪事業所にPCB廃棄物を搬入している収集運搬事業者17社(24台)のうち5社(8台)が自家用の「白ナンバー」でトラックを使用している。国交省は、営業用の「青ナンバー」の取得が必要として、適切に指導していきたいとのこと。
 

08年度事業概要を公表 京浜河川 (神奈川健通新聞)

 事業名:鶴見川多目的遊水地土壌対策(無害化処理)
 全体工期:平成20年度~平成24年度
 全体事業費 : 10億円~15億円
 平成20年度 京浜河川事務所事業概要(5/8)
 

カネミ患者 23日提訴 原因企業に損賠請求へ 和解後認定二十数人 (西日本新聞)
カネミ患者、23日に提訴へ 80年代末の訴訟終結後初

(西日本新聞)

5月6日(火)
室蘭市が環境産業を紹介するポータルサイトを開設 (室蘭民報)

 PCB処理状況などの発信も行うそうです。北海道と北九州は、PCB処理施設を環境産業誘致の一環としてPRしています。
 むろらんの環境産業
 

5月3日(土)
室蘭・PCB処理施設、使用前検査で道が合格通知 (室蘭民報)

 北海道は2日までに、PCB廃棄物処理施設の使用前検査合格通知をJESCOに提出。
 

5月2日(金)
PCB海上輸送が許可、青蘭航路利用し7月にも開始へ (室蘭民報)

 東日本フェリーは、青森運輸支局からPCB廃棄物の海上輸送について、全国で初めて許可を受けた。しかし、現状のダイヤでは、室蘭港到着後すぐにJESCOへの搬入は不可能。受入れ時間の延長か別の場所での一時保管が必要となり、海上輸送までは一筋縄ではいきません。
 

5月1日(木)
ゴミ対策が地球を救う~優れものPCBが最悪の廃棄物に (日経エコロミー)


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