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2016年(平成28年)9月




9/11 客船で化学テロ想定 室蘭で大規模訓練 (北海道新聞)
 市立室蘭総合病院は10日、初の大規模化学テロ訓練を行った。室蘭市内には石油化学工場や、人体に有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)の廃棄物処理施設があり、テロの標的となる豪華客船の入港も増えている。訓練は室蘭港に入港した客船で農薬がまかれ、船内で将棋倒しが起きたという想定で行われた。

9/22 処分場跡の汚染、調停申し立てへ 三重県、コスモ石油相手に 【名古屋】 (朝日新聞)

9/24 PCB使った蛍光灯が341台 武蔵野市立第四小 /東京都 (朝日新聞)
9/24 PCB使用の照明交換へ 武蔵野・第四小「児童に危険なし」 (東京新聞)
 武蔵野市は23日、市立第四小学校(吉祥寺北町)北校舎の蛍光灯で、電流を制御する安定器全505個のうち、341個が絶縁材にポリ塩化ビフェニール(PCB)を含む旧型だったと発表した。10月8日から交換工事を行う。
 市によると、8月に同校で漏電があったのを受けて調査したところ、安定器の多くが旧型と分かった。PCB漏れは起きておらず、児童への危険はないとしている。


9/1 カネミ油症の仕組み解明 厚労省研究班 混入物が防御機能阻害 (産経ニュース)
 厚生労働省の全国油症治療研究班は、昭和40年代に西日本一帯で起きた食品公害・カネミ油症の発症の仕組みを解明したと明らかにした。油に混入したダイオキシン類が皮膚の防御機能を阻害し、吹き出物などの症状を引き起こしていた。

9/2 国、追加調査分析遅れ 北谷・宅地のダイオキシン (琉球新報)
 北谷町上勢頭の宅地から環境基準値を超えるダイオキシン類が検出された問題で1日、沖縄防衛局による追加調査の分析が遅れていることが分かった。

9/8 ダイオキシン隠しの処理費、元職員ら支払い拒否 高島 (中日新聞)

9/23 2町長に賠償求め監査請求…廃棄物引き取り費用めぐり (産経ニュース)
 豊能郡環境施設組合がダイオキシンを含む廃棄物を無断で神戸市に埋め立てた問題で、神戸市から豊能町への廃棄物運搬費などは組合管理者の田中龍一豊能町長と副管理者の山口禎能勢町長の不適切な判断による支出だとして、住民らが23日、2町長に対して損害賠償を求めるよう組合に監査請求をした。

9/16 環境省、ゴルフ場で使用される農薬に係る平成27年度水質調査結果を公表 (EICネット)
 環境省は、ゴルフ場で使用される農薬について、平成27年度に地方自治体及び環境省地方環境事務所が実施したゴルフ場排出水等の水質調査の結果を取りまとめて公表した。
 本調査は、515か所のゴルフ場を対象に、延べ15,902検体について実施。その結果、ゴルフ場排出水の農薬濃度の指針値を超過した事例はなかった。
 環境省 報道発表資料(9/16)


9/15 環境省、「水銀使用製品の適正分別・排出の確保のための表示等情報提供に関するガイドライン(案)」に関する意見募集の結果を発表 (EICネット)
 環境省は、「水銀使用製品の適正分別・排出の確保のための表示等情報提供に関するガイドライン(案)」について、平成28年7月4日から8月3日まで行った意見募集の結果と、これを踏まえて策定したガイドラインを公表した。
 環境省 報道発表資料(9/15)

9/23 平成27年度 大気中水銀バックグラウンド濃度等のモニタリング調査結果 まとまる (EICネット)
 環境省では、国際的な水銀対策に役立てるため、国内の発生源による影響を直接受けない地点(バックグラウンド地点)において、水銀の大気中濃度等のモニタリング調査を実施している。調査データは、アジア太平洋地域における大気中の水銀の状況についての基礎資料として国際的に重要であり、将来的には水銀に関する水俣条約の有効性評価にも役立つことから、今後も継続的にモニタリング調査を実施し、広く国内外へのデータの提供や結果報告を行う予定。
 環境省 報道発表資料(9/23)