日本POPsネットワーク > POPs関連ニュース > 2019年8月
*記事本体へのリンクを可能な限り掲載しています。日付をクリックすると、その記事にジャンプします。
*一部の記事の全文購読には、リンク先サイトでの会員登録(有料または無料)が必要な場合がございます。
*記事は予告なくリンク切れとなることがございますのでご了承ください。
 

2019年(令和元年)8月


8/19 残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約の附属書改正に係る化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律に基づく追加措置について中央環境審議会が第一次答申 (EICネット)
 環境省は、「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約の附属書改正に係る化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律に基づく追加措置」について、中央環境審議会より環境大臣に対して第一次答申がなされたと発表した。
 環境省 報道発表資料(8/19)


8/7 四日市市 橋梁長寿命化修繕 PCB調査 (建通新聞)
 四日市市は、「橋梁長寿命化修繕計画〈社交〉橋梁塗膜調査」を玉野総合コンサルタント三重事務所(津市)に委託した。

8/8 変圧器 93年以前は注意 PCB 処分しないと罰則も (タウンニュース)
 古い変圧器などで使用されているPCBについて、2022年3月までに処分しないと罰則が科せられる可能性がある。この事実があまり知られていないことを受け、八王子商工会議所では7月26日に対策セミナーを行った。

【カネミ油症】
8/23 カネミ油症、写真が語る 有害化学物質の被害と今を知って・京都 (京都新聞)
 1968年に西日本一帯で表面化した大規模な食品公害「カネミ油症」を手がかりに、PCBやダイオキシン汚染について考える写真展が、京都市下京区のひと・まち交流館京都で開かれている。被害者の写真を中心に、身の回りの有害化学物質の危険性を伝える。

8/27 「苦しみ時を経て後世にも影響」 カネミ油症被害者、国際会議で訴えへ (毎日新聞)
 国内最大の食品公害「カネミ油症」の認定患者で、長崎県諫早市の下田順子さん(58)が、29日に京都で開かれるダイオキシン国際会議のスピーチに立つ。

8/29 カネミ油症 苦難の半世紀 写真展 (朝日新聞)
 ダイオキシン類で汚染された油による大規模な食中毒「カネミ油症」の写真展が、京都市下京区のひと・まち交流館京都で開かれている。患者たちが全身の倦怠(けんたい)感などの症状に苦しみながら、加害企業や国に救済・補償を求めてきた半世紀を伝えている。

8/30 「油症被害から未来考えて」 諫早の患者・下田順子さん ダイオキシン国際会議で訴え (長崎新聞)
 京都市で開催中の第39回ダイオキシン国際会議(25~30日)の特別セッションで、諫早市の油症認定患者、下田順子さん(58)は29日、国内外の研究者らを前にこれまでの被害体験を講演。わが子を襲った体調不良にも言及し「ダイオキシンや環境ホルモンが地球環境を破壊している。危機感を持ち、私たちの被害から未来を考えて進んでほしい」と訴えた。

 長崎新聞特集サイト「カネミ油症を追う」
    厚生労働省:カネミ油症について ~正しく知る。温かく支える。~

【低濃度PCB廃棄物 無害化処理の環境大臣認定】
8/2 低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理に係る大臣認定について(株式会社かんでんエンジニアリング)
 環境省 報道発表資料(8/2)


8/9 千葉県、平成30年度ダイオキシン類に係る常時監視結果を公表 (環境展望台)
 千葉県 新着情報(8/9)

8/21 新発田川でダイオキシン類濃度が環境基準値を超過 (にいがた経済新聞)
 新潟県は21日、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき実施した河川水調査で、新発田川東港新橋(聖籠町)におけるダイオキシン類濃度が環境基準値(1pg-TEQ/L)を超過した、と発表した。
 新潟県 報道発表資料(8/21)

8/22 ベトナムの母子支援 金大 枯れ葉剤影響研究グループ (中日新聞)
 金沢大の城戸照彦客員教授を中心とする研究グループは、ベトナム戦争中に米軍などが散布した枯れ葉剤によって汚染された地域で、低体重児に対する健診や健康指導の方法を現地の人に伝える活動を始めた。21日に金沢大角間キャンパスで開始式があり、城戸客員教授らが活動への意気込みを語った。
8/22 枯れ葉剤 影響児支援へ 金沢大とJICA、ベトナムで事業 /石川 (毎日新聞)
 金沢大とJICA(国際協力機構)北陸センターは21日、ベトナム戦争時に使用された枯れ葉剤の汚染地域で、低体重児の発育改善を図るプロジェクトを始めると発表した。現地の医療関係者らの人材育成を支援し、ダイオキシン濃度の高い母乳を飲んでいる低体重児を特定し、母子への栄養指導などを行える体制を整える。
 金沢大学ニュース(8/21)

8/22 宮城県、竹の内産廃隣接の焼却施設解体へ 村田で来月説明会後 (河北新報)
 宮城県議会は21日、6常任委員会を開いた。環境生活農林水産委では、竹の内産廃処分場(村田町)に隣接する焼却施設について、県が行政代執行による解体撤去工事を始めると発表した。
 宮城県 竹の内産廃処分場対策室

8/26 静岡県御前崎市、産廃施設巡り住民投票へ (日本経済新聞)
 静岡県御前崎市で計画される産業廃棄物処理施設を巡って、建設の賛否を問う住民投票が実施される見通しとなった。同市議会の特別委員会で26日、賛成多数により住民投票条例案を可決した。9月5日の市議会本会議でも可決すれば、正式に条例が成立する。

8/30 宮城県、平成30年度ダイオキシン類に係る環境調査結果を公表 (環境展望台)
 宮城県 報道発表資料(8/30)
8/30 宮城県、平成30年度県内事業場のダイオキシン類の測定結果を公表 (環境展望台)
 宮城県 報道発表資料(8/30)




(一部海外の記事は先月分も掲載することがあります)

8/22 世界保健機関、マイクロプラスチックの健康影響にはさらなる調査と汚染対策が必要と報告 (環境展望台)
 世界保健機関(WHO)は、マイクロプラスチックの健康影響について、公表した飲料水中のマイクロプラスチックに関する報告書をふまえ、さらなる調査研究とプラスチック汚染対策を進める必要があると指摘した。
 WHO News release (8/22)